らっどの米国株投資

会社員として働きながらほたらっかしながらたまに運用益を確認してニヤニヤしている自称投資家です。

イギリスで3度目のロックダウン!株価への影響は?

 コロナウイルスの変異株の影響でイギリスでは3度目のロックダウンになりました。
 5日、イギリスでは1日の新規感染者数が初めて6万人を超え、国家統計局の試算によりますと、ロンドンでは先週の段階で30人に1人が感染していたということです。 

 ロックダウンを受け経済への影響はあるはずではあるがFTSE100(ロンドン証券所に上場する企業のうち時価総額上位100銘柄で構成された指数)は下落どころか3.47%上昇しました。このことからイギリスのロックダウンはすでに株価に盛り込まれていた可能性が考えられています。

 テクニカル分析的には日足チャートを眺めるとボリンジャーバンド2σを上にブレイクアウトしたことから短期的に上昇トレンドに入ることが予想されます。また、RSIとMACDも上昇の傾向があるのでやはりロックダウンのさなかイギリス株価は上昇することが予想されます。

 しかし、ロックダウンによる経済への影響は大きいため、中長期的には企業の経営を圧迫していきます。

 そのため、ロックダウン時に需要が上昇する企業のみが株価を維持できる公算が大きいです。それでもイギリスはコロナウイルスの変異株によるパンデミックが拡大しているためファンダメンタル的には不安要素が大きいです。

 今回のイギリスの株価のチャートを分析して理解したことは株価には将来を織り込む可能性が大いにあるということと短期的にファンダメンタル以上にテクニカル分析が有用であるといことです。

 FIREを目指し、本業のサラリーマンの仕事がある以上、各企業のファンダメンタル分析を行う時間をとれないことや分析するための情報も機関投資家にはかなわないためETFや大手株などに分散投資を行い、小さな利益でも回数を多くすることが資産を増やす最短ルートであることが理解できました。 

 コロナウイルスの変異株の影響でパンデミックは今後も数か月続く可能性があります。昨年12月に承認されたワクチンが変異株に対して効果がない場合、変異株にも効果のあるワクチンが完成するまでパンデミックが落ち着かないことになります。

 コロナウイルスの感染拡大により昨年の2月、3月には世界的に株価が大幅に下落し、1年かけて回復してきたがここにきて新たに問題が生じてしまっています。投資家にとって苦しい1年となることが予想される報道が多いですが、少しづつFIREに近づいていけるよう日々精進していきたいと思います。

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FTSE100 日足チャート